バッカスのベースの買取ポイント!高額買取になるコツもご紹介

出典:島村楽器

「バッカスのベースをメインに使っているけど、他のベースが欲しくなってきた」

「部屋の片隅で眠っているバッカスのベース、いくらくらいで売りに出せるのだろう」

「楽器を売りにだしたことはないけど、数本所有していてそろそろスペースがなくなってきた」

そのような悩みをお抱えではないですか?

 

90年代後半ごろから人気モデルとなったバッカス製のベース。プロミュージシャンも愛用している名機が多数存在する、国内を代表する人気ブランドですよね。

でもベーシストのみならず、楽器演奏者は常に新しい楽器に物欲が沸いてしまうもの。愛用楽器が増えてくると置き場所にも困るし、名機だけど使う機会が無くなってしまった楽器を、家で眠らせてしまっているミュージシャンは多いです。

そんなときに頭をよぎるのが中古買取店に買取に出すことですよね。使わなくなった楽器や機材を売りに出せば、新しい機材を購入するための軍資金となります。

この記事ではバッカスのベースを所有しているけど、売りにだそうか迷っているあなたのために執筆しました。

バッカス製のベースで、特に高価買取が期待できる機種の紹介や、買取店がチェックするポイントの紹介をしていきます。

しっかり目を通して、愛用するバッカス製ベースの今後について考えていただければ幸いです。

目次

バッカスのベースで高価買取が期待できるシリーズ4選

ハンドメイドシリーズ

出典:amazon

バッカスのハンドメイドシリーズは、長野県松本市にある飛鳥工場で、職人の手によって1本1本丁寧に生産されているモデルです。WOODLINEシリーズはジャズベースを元として、バッカスオリジナルの様々な要素がミックスされた、バッカスを代表する人気モデルとなっています。最大の特徴はそのコストパフォーマンスの高さです。日本人向けに設計されたボディシェイプで抜群の演奏性を誇り、立ち上がりの早い高品位なサウンドも魅力的。シンプルながらもステージ映えする木目調のボディも人気の秘訣です。抑えられた価格帯からは想像もできない、非常に高品質なモデルです。中古市場でも高値で取引されております。

クラフトシリーズ

出典:yahoo!ショッピング

クラフトシリーズは、上記のハンドメイドシリーズと同等の木材やパーツ類を使用しながらも、生産過程を効率化することでコストダウンされた人気モデルです。そのため、バッカスのベースを試してみたいという方からも選ばれるシリーズとなっております。

WL4D-ALDは、アルダー材を使用したボディで豊かな低音域と中音域が魅力的なモデル。マホガニー材を使用したWL4D-MAHOも、暖かみのあるサウンドで幅広いジャンルの音楽に対応できる人気モデルです。多くの派生モデルがあり、中古需要も高いブランドです。

momose

出典:amazon

momoseはハンドメイドシリーズを生産する飛鳥工場のシニアマスタービルダーである百瀬恭夫氏の名前を冠したブランドです。日本人の手に合わせて作られた抜群の弾きやすさが高い評価を得ております。アタック感の強い、シャープのサウンドも特徴的です。木材の鳴りを引き出すことを信条としている百瀬氏のこだわりが随所に感じられます。市場に出回っている本数も少ないので、高価買取が期待できるブランドです。

STR

出典:楽天市場

STRは飛鳥工場の工場長である八塚悟氏を中心としたチームで1本1本ハンドメイドされているシリーズです。ロット発注せず、1回の発注で1本製造するワンオフという形で製造されております。オーダーメイドすることも可能で、自由度の高いカスタマイズが好評のブランドとなっております。木材や金属パーツ類も厳選されたものが使用されており、中古市場でも高値で取引されております。

ベース買取店がチェックするポイント

ボディ

楽器の顔とも言えるボディは、使用していると細かな傷が増えてきます。傷はないに越したことはありませんが、普通に使っていてついてしまった傷は仕方がないことです。

 

もう1つのチェックポイントは汚れです。汗などによる油汚れは放置すると重なって付着していきます。使用後に必ずクロスとポリッシュを使って、拭き取るようにしましょう。

金属部品系

楽器の顔とも言えるボディは、使用していると細かな傷が増えてきます。傷はないに越したことはありませんが、普通に使っていてついてしまった傷は仕方がないことです。

もう1つのチェックポイントは汚れです。汗などによる油汚れは放置すると重なって付着していきます。使用後に必ずクロスとポリッシュを使って、拭き取るようにしましょう。

WL4D-ALDは、アルダー材を使用したボディで豊かな低音域と中音域が魅力的なモデル。マホガニー材を使用したWL4D-MAHOも、暖かみのあるサウンドで幅広いジャンルの音楽に対応できる人気モデルです。多くの派生モデルがあり、中古需要も高いブランドです。

電装関係

ノイズが出たり、接触不良で音が途切れたりなど、電装関係のトラブルは自分で治すのは非常に困難です。半田付けで回線の修理をしたりと知識や技術が必要になります。

 

買取にだしたい楽器が電装系のトラブルを抱えている場合は、修理に出してから買取に出すか、そのままの状態で買取に出すか。見積を出してよく検討する必要があります。

ネック

弦を張った状態で常に負荷をかけられているネックは、外気や湿度の影響もあってわずかな反りが出てくることがあります。ネックの反りはトラスロッドを回すことで解消できますが、回しすぎると逆効果になることもあります。プロにメンテナンスしてもらった方が無難なデリケートな部分なので、見積を出してみて検討しましょう。

ナット

普通に使って放置していると、溝に汚れや錆が溜まってきてしまうナット。弦交換のついでに掃除をしてあげることで解消することができます。まず、歯ブラシを使って詰まった汚れを掻き出してあげます。汚れが落ちたら、綿棒を使ってレモンオイルを染み込ませます。ナットの汚れは放置したままだと、チューニングが狂いやすくなったり、音の伸びが悪くなったりと悪影響が出てきてしまいます。定期的なお手入れをしていきましょう。

フレット&指板

フレットも金属パーツなので、黒ずみや錆が溜まっていきます。お手入れする際は弦を緩め、マスキングテープで指板を保護してから、研磨剤を染み込ませたクロスを使って磨きましょう。

指板は常に指で触れられている部分なので、非常に汚れやすいです。使用後は弦を緩ませてから、オイルを染み込ませたクロスで拭きあげましょう。

バッカスのベースはなぜ人気?人気の秘訣となる3つのポイント

90年代後半ごろからベーシストに高い人気を保ち続けているバッカス。その人気の秘訣はなんなのでしょうか?沢山のベーシストに選ばれるブランドであるバッカスの人気の秘訣を、3つのポイントでご紹介していきます。

幅広い価格帯で初心者からプロまで対応

バッカスのベースは初心者でも手が出しやすい1万円代のユニバースシリーズから、プロも納得のクオリティのハンドメイドシリーズまで幅広い価格帯でラインナップされております。

オーソドックスなフェンダースタイルを元に独自のオリジナリティでカスタムされた楽器は、日本人の手に馴染みやすく作られており、女性にも弾きやすいベースといわれております。高い組み込み精度でしっかりと作られており、癖のないストレートなサウンドでプロミュージシャンからも重宝されております。

圧倒的にコストパフォーマンスが高い

そして価格帯ごとに分けられた各シリーズは、同価格帯の他ブランドのものと比べて圧倒的にクオリティが高く、コストパフォーマンスが高いです。各パーツの素材や、本体の作りをみても価格以上のクオリティを提供してくれています。安い楽器はそれなりのクオリティ、となることも少なくないですが、バッカスは必ず価格以上の満足度を感じさせてくれるでしょう。

美しいオイルフィニッシュ仕様

ギターやベースの塗装は、本来ラッカー塗装されるのが一般的です。バッカスが導入しているオイルフィニッシュは、その名の通りオイルを塗りこんで仕上げる塗装方法。手間がかかり、技術も要される塗装方法で、他のブランドにはなかなか真似ができません。そのマットで美しい仕上がりも魅力的ですが、極めて薄く塗装されていることで、楽器本来の木材の鳴りを忠実に表現できるというメリットもあります。また、使いこんでいくごとに風合いが増していき、独特の渋みを演出してくれます。オイル塗装の落ちを防ぎたい場合は、バッカスから発売されているオイルワックスを使用するとよいでしょう。

もう弾かないなと思ったら売りに出すべき3つの理由

思い立ったが吉日とよく言いますが、もう弾かないなと思ったら売りに出すのがベストです。最後に、もう弾かないベースを売りに出すことの3つのメリットを紹介していきます。

できるだけ新品に近い状態の方が高く売れるから

楽器を売りに出すなら、当然より新品に近い状態の方が高く買い取られます。

仮に全くの未使用で家に保管していたとしても、木で作られているベースやギターは、温度や湿度の関係でネックを中心にダメージを負ってしまいます。

使わない楽器は、1日でも早く売りに出した方が、高く買い取ってもらえる可能性が高まるのです。

売りに出すことで新しい機材を買う資金になるから

音楽活動を続けていると、なにかとお金がかかるものですよね。楽器本体のみならず、アンプやエフェクターなど、気になる機材は年々増えていきます。そして、新しい機材を手に入れると、当然古い機材は出番がなくなっていくものです。新しい楽器や機材を買うまえに、今後出番がなくなりそうな楽器や機材を売りに出して、購入資金の一部に充てるとよいでしょう。

使わない持ち主より、使ってくれる持ち主の元にいったほうが、楽器も喜ぶから

楽器は使われてなんぼですよね。楽器にも感情があるとしたら、使われずに部屋の隅っこでお留守番しているだけでは哀しくてやりきれない思いを抱えることでしょう。

愛着を持って手放さないでいてくれる気持ちも嬉しいものですが、楽器にとってはちゃんと使ってくれる新しい持ち主の手に渡った方が幸せなのかもしれません。

買い取りに出すということは、新しい持ち主の手に渡るまでの中継地点となります。もう使わない楽器には、これまでの感謝の気持ちを持って売りに出して上げた方がいいのかもしれませんね。